ダウン症児は、言葉の理解に比べて発話が遅れる傾向があります。
発話が出来ないため、言葉が理解できていないと思われがちです。
たとえ発話が出来たとしても、吃音のため言っている言葉が聞き取りにくいこともあります。
このように言葉が理解できないと思われたり、吃音で聞きとりにくいと思われると、次第に喋ることをしなくなる可能性があります。
以前、ダウン症専門医から聞きましたが、携帯メールを使い会話しているダウン症児がいたそうです。
文字を打つことができるのであれば、携帯メールはそんなに難しいことではありません。
メールであれば、はっきりと言いたいことが伝わるため、コミュニケーションの幅が広がると思います。
コミュニケーションの幅が広がることで、喋ることにも積極的になればとても良いことです。
でも無理に喋らせる必要はありません。
ダウン症児に限らず子供に強制するようなことは逆効果です。
あくまでコミュニケーションが取れることが大事です。
うまくダウン症児とコミュニケーションが取れない親御さんは、携帯メールを使ったらどうでしょうか。