放課後デイサービスとは、学童保育のようなものです。
6歳から18歳までの障がい児を対象として放課後や夏休みなどに利用できます。
詳細は、次の記事を見てください。
実は、この放課後等デイサービスで事故が急増しているそうです。
新規事業者が増えたことでサービスの質が追いついていないことが原因とのことです。
毎日新聞の調査ですが2016年、2017年の事故発生件数は、次の通りです。
- 2016年 965件
- 2017年(11月末時点) 1000件超え
確実に増えているようです。
新規事業者が増えている背景には、障がい児が増えていることが挙げられます。
高齢出産により障がい児が生まれることが多くなっていることも考えられますが、発達障害の概念が広がり従来は障がいではなかった児童が障がい児の対象になったためとも言われています。
障がい児が増えたことで放課後デイサービスのニーズが増えた結果、新規事業者が増えているようです。
新規事業者の場合、ノウハウが十分になかったり、従業員のスキル不足から事故が発生しているものと推測します。
これに加えて厚生労働省は、利益を出し過ぎているという理由から2018年4月に障害者支援サービスの報酬額を見直す予定です。
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障害者支援サービスの報酬額が見直されることで更に効率化が求められてサービスの質が一段と低下することが懸念されます。