今日は中学一年の長男の話です。
先日、期末試験の結果を持って帰りました。
前回は、試験結果が全科目の合計が400点を超えて、長男も満足する結果でした。
しかし、今回は400点を下回ったそうです。
長男は決して自分から嫌なことは言いません。
心の中に押し殺してしまうところがあります。
妻は、長男の試験結果の前回と今回の平均点を見比べて今回の試験の方が難しいことに気付きました。
それを長男に伝え、今回は試験が難しかったので点数が悪いのはみんな同じであることを言ったそうです。
そして前回よりも、出来ている科目について褒めました。
点数が悪くなった科目は本人自身、理解しているだろうからあえて言わないようにしたそうです。
長男は、それを聞いて少し気が楽になったようです。
私も妻も親からはあまり褒められたことはありません。
昔の人は褒めるのが少々苦手だったのでしょう。
しかし、一番、親にしてもらいたかったことは褒めてもらうことでした。
試験の点数の話をしましたが、生きていく中で嫌なことはたくさんあると思います。
そのたびに、自分はダメな人間だと否定的に考えてしまうこともあると思います。
でも否定的に考えてしまうと負のスパイラルにはまってしまいます。
嫌なこともいったん受け入れて肯定的になる必要があります。
肯定的になるためには、褒められることではないかと思います。
人は褒められると自分を肯定的にとらえられるようになるのではないでしょうか。
そういうこともあり妻は、長男のよいところは極力、褒めるようにしています。
(私は厳しいことを言う方が多いため、もっと褒めなければと思いました)
また、他人との比較はしないようにしています。
「〇〇君と比べて△△はだめね」のようなことは絶対言いません。
あくまで昨日の長男との比較で、昨日出来なかったことが出来るようになったことを褒めます。
単純なことですが、このようにすることで自分自身を肯定的にとらえて生きる力が身に着くのではないでしょうか。
生きる力を身に着けるために褒めるということは、長男だけでなく早希ちゃんにも言えることだと思いました。