ダウン症者を含め、障がいを持った方に対して世の中、心無いことを言ったり、行ったりする人が多いように思います。
そういった人たちは、どういう人たちなのでしょうか。
昔から、やってはいけないこと、言ってはいけないことは、「自分に置き換えて考えてみる」と良いと言われています。
それを言われたら、されたら自分はどう思うか?
例えば、「ダウン症は生まれるべきではない」と誰かが言っているとします。
(ネット上を見るとこのように書き込んでている記事をたまに見かけます)
言う方は、ダウン症のことをよく理解せずに軽い気持ちで言っているかもしれません。
でも、ダウン症を持った人たちは、どう思うでしょうか?
自分自身に例えると「あなたはこの世に生まれるべきではなかった」と言われていることと同じです。
このように言われると自分の全てが否定されていると感じるのではないでしょうか。
もし、そう感じるのなら、「ダウン症は生まれるべきではない」という言葉は誤った言葉です。
ダウン症について述べましたが、障がい全般に言えることであると思います。
発達障害について理解が深まった番組がありました。
次の記事に書きましたが、発達障害を持った人は、世の中がどう見えているのか、聞こえているのかを番組で紹介していました。
関連記事 NHK「発達障害って何だろう」を見た感想
次の記事は、発達障害がどういうものかが映像として分かる内容を書きました。
もし、自分がこの状況に置かれたらどう思うか。
そう考えたら、発達障害にも理解が深まるのではないでしょうか。
このように「自分に置き換えて考えてみる」ということは最低限、必要なことであると思います。
心無いことを言う人たちは、「自分に置き換えて考えてみる」ことができていないのだろうと思います。