先日、ダウン症専門医のところを訪れた際、医師から早希ちゃんに「おさるのジョージ」の人形がプレゼントされました。
「おさるのジョージ」は、早希ちゃんの大好きなテレビ番組です。
Eテレで毎週土曜日の8:35から放映されています。
ダウン症専門医曰く、「おさるのジョージ」の人形を療育に使うと良いとのことでした。
例えば、おねしょをするようだったら、「おさるのジョージ」の人形を使って夜寝るときに「朝までおねしょしないでね」と言ってあげるそうです。
大好きな「おさるのジョージ」が言っていることだから守ろうとするそうです。
人形だけでなく、カレンダーにシールを貼るのも良いそうです。
ダウン症専門医は、「ほめほめシール」と言っていました。
何かできるとカレンダーにシールを貼ります。
「見える化」ですね。
これらのことは継続して実施することが大切なようです。
「おさるのジョージ」は、第二次世界大戦の戦火をくぐり抜ける
原作者は、ハンス・アウグスト・レイと妻のマーグレット・レイです。
第二次世界大戦時、レイ夫妻は、パリに住んでいたそうです。
ドイツ軍がパリ侵攻する直前、レイ夫妻は、おさるのジョージの原作「ひとまねこざる」の原画を自転車の荷台に括り付けてスペインへと逃げたそうです。
そこから列車でリスボンに向かい、ブラジルを経由して米国に行ったそうです。
レイ夫妻が「ひとまねこざる」の原画を持って逃げなかったら「おさるのジョージ」はなかったのです。
「おさるのジョージ」は、第二次世界大戦の戦火をくぐり抜けた訳です。
とても興味深い話です。