株式会社LITALICO(リタリコ)は、就労支援や幼児教室、学習塾などの教育サービスを行っています。
LITALICOのビジョンは、「障害のない社会をつくる」です。
社名の由来は「世界を変え(利他)」、「社員を幸せに(利己)」から来ているそうです。
(以前は、Leaf(リーフ)という会社名でした)
発達障がいのある子供向けに療育・学習支援サービスである「LITALICOジュニア」を運営しています。
もちろん、ダウン症児も広い意味で発達障がいに入るそうです。
ダウン症のある私たちの早希ちゃんは、6歳の頃に週1回、通いました。
LITALICOの代表取締役社長は、長谷川 敦弥さんです。
現在、33歳です。(2018年9月時点)
長谷川 敦弥さんは、名古屋大学理学部数理学科卒業後、2008年、ウイングル(現在LITALICO)に新卒として就職し、その翌年には、社長に就任しています。
長谷川 敦弥さんは、20歳のとき、「世の中をよくすることに自分の命を全部捧げよう」と考えたそうです。
経営に興味を持ったのは、焼肉屋のアルバイトをしたときだそうです。
飛び込み営業などしてお客さんが増えました。
オーナーからは、「経営の才能がある、社会を変える才能がある」と言われたそうです。
重度身体障害者の施設に行った際、「この人たちはどうやったらもっと幸せになるんだろう?」と考えたそうです。
そのとき、自分でないとイノベーションが起こらない分野であることに気付いたそうです。
そのような考えを持ち、ウイングル(現在LITALICO)に入社したそうです。
今、長谷川 敦弥さんが目指すところは教育から就労まで「障害のない社会」です。
この障害という言葉は、障害者のことを言っている訳ではありません。
障害は、社会の側にあるという意味だそうです。
社会の方が障害を取り除くこと=「障害のない社会」です。
素晴らしいですね。
これからのLITALICOの発展が楽しみです。