目次
1.ダウン症児は毎年何人生まれているの?
興味があり調べてみましたが、厚生労働省では、統計を取っていないのかデータは見つかりません。
そこで推測して見ることにしました。
2017年に国内で生まれた日本人の赤ちゃんは、厚生労働省の調査によると941,000人のようです。
現在の母親の平均出産年齢は、31歳です。
31歳の場合、ダウン症児が生まれる確率は、909人に一人です。
データ Down_Syndrome_Risk_by_Maternal_Age-semilog.svg
かなり大雑把な計算ですが、
941,000人×1/909人=1035人
となります。
1年間に約1,000人のダウン症児が生まれている計算となりました。
2.ダウン症者は何人いるの?
これもまた厚生労働省の統計データにはないようです。
仮にダウン症者の寿命を50歳とします。
現在は、医療技術が進歩しているため、もう少し寿命は長いと思いますが、以前は寿命が短かったことを考えると平均値として50歳としても問題ないと思います。
毎年1,000人のダウン症児が生まれて50歳まで生きるとしたら、
1,000人×50年=50,000人
5万人という計算結果です。
昔は、長く生きられなかったことを考えると、この人数よりも少ないと思われます。
数万人といったところでしょうか。