ケニアは、アフリカ東部にある国です。
人口は、多く約44百万人あります。
首都であるナイロビは、観光地として有名です。
大自然の中のサファリで野生のライオン、ヒョウ、サイ、バッファローで出会うことができます。
しかし、このケニアにおける障がい児を取り巻く環境は最悪です。
障がい児を持つ母親の約半数は、その障がい児を殺すように周囲から圧力を掛けられているそうです。
とてもショッキングなことです。
あまり情報がないため想像になりますが、障がい児を育てるための国からの支援がほとんどないのではないでしょうか。
貧富の激しい国であるため、余裕がないのかもしれません。
圧力をかけているのは、家族のようですがあまり責めることはできません。
これは国の問題です。
この国は財政状況は良くありません。
2006年あたりから財政収支がマイナスとなり下落している状況です。
福祉に回せる余裕はないのだろうと思います。
そういう中で小児科医の公文 和子さんは、現在、ナイロビ近郊にある「シロアムの園」で障がい児の療育を行っているそうです。
公文 和子さんは、北海道大学医学部小児科に所属しているようです。
公文 和子さんは、
療育や包括的ケアの概念のモデルを作っていくことを目指している
そうです。(北海道大学医学部小児科HP引用)
公文 和子さんの「シロアムの園」から障がい児の環境が変わっていくといいですね。