ダカール・ラリーとは、南米大陸において毎年1月に開催される砂漠やジャングルの中を走破するレースのことです。
2019年1月6日から開催されるダカール・ラリーは、ペルーのみで行われ、首都リマからスタートします。
全10ステージがあり、そのステージの7割が砂漠でかつ全長5500キロメートルもあります。
12日間にも及ぶ過酷なレースのため、毎年、リタイヤするチームが続出します。
このレースに25歳のルーカス・バロン(Lucas Barron)さんがダウン症者としては初めて参加です。
ルーカスさんの目標は完走です。
ルーカスの父親は、過去に5回、ダカール・ラリーに参加していますが、その父親と1年半、トレーニングを積んだそうです。
また、レースに参加するために必要な国際自動車連盟(FIA)のライセンスも取得したそうです。
これも凄いことです。
ダカール・ラリーへの参加条件は、メディカル検査の合格と必要書類を提出することのみだったそうです。
ダウン症という障がいを持っていることだけで参加できないということはないようです。
1月6日からスタートしているダカール・ラリーですがルーカスさんには是非、完走して欲しいと思います。