昔は、障がいを持った人は、町でたまにすれ違う程度で学校などではほとんど接することはありません。
障がいを持った人は、外国人のように見ている人は多いと思います。
昔と違い、外国人は多くなったため、障がいを持った人よりは珍しくはないかもしれません。
普段、障がいを持った人に接することがないと、いざ、そのような人が突然、目の前に現れるとどう反応してよいか戸惑うことでしょう。
話は少しそれるかもしれませんが、父兄の集まりで自分の障がいを持った子供を紹介する際、障がいについて話をすると場が静まりかえることがあります。
これは、普段、障がいを持った人に接することがないため、戸惑っているのだろうと思います。
もし、障がいを持った人が、日常、普通に当たり前にいる環境の場合は、違った反応になっただろうと思います。
現状、障がいを持った人は、保護という意味で特別支援学校や作業所という場所に隔離されている状況であると思います。
隔離されているのですから、健常者は、日常、接することはない訳です。
だから目の前に突然、障がいを持った人が現れると戸惑うのだと思います。
だからインクルーシブ教育が重要になってくると思います。
インクルーシブ教育とは、健常者も障がいを持った人も包み込む教育という意味です。
健常者も障がいを持った人も共に学べる、そういった環境が必要だと思います。