ITの急激な進歩により、仕事がAIに置き換わるなど大きく変わることになりそうです。
そのような時代にになった場合、障がいを持った人の仕事はどのように変わるのでしょうか?
現在、障がいを持った人は、障害者雇用率制度により、会社は一定以上の割合で採用することになっています。
民間企業であれば、2.2%(2019年時点)です。
障がいを持った人の仕事は、多種多様です。
事例ですが、ある会社では知的障がいを持つ人を雇用し、フォークリフト免許を取らせて機械部品の運搬の業務を行って頂いているそうです。
別な会社では清掃員として視覚障がいを持つ人を雇用しているそうです。
それぞれ創意工夫し、「障がい」が「障がい」にならないような配慮して仕事に従事して頂いているようです。
さて、近年、AIの進歩により多くの仕事がAIに取って代わられると言われています。
現在も銀行の業務は、一部、AIに置き換えられています。
以下のような仕事はAIに取って代わられると言われています。
- 保険の査定担当
- 料理人
- 会計士
- 売店の店員
- 工場作業員
- タクシー運転手
- 農業
- その他多数
このような時代、障がいを持った人の仕事はとのようなるのでしょうか。
フォークリフトの事例をあげましたが、アマゾンの倉庫では、既に機械が運搬業務を行っており、既に人はいないようです。
清掃員も仕事は、ロボットに置き換わることでしょう。
このようになると障がいを持っている人が今まで行っていた仕事は、AIに置き換わってしまいます。
日本は、特に少子高齢化が進み、AIがかなりの部分で人から機械に仕事が置き換わると言われています。
機械の仕事の生産性に人が勝てないのです。
少し、暗い話になってしまいました。
しかし、本当に全てAIに置き換わるのでしょうか。
そうではないと私は思います。
例えば、サービス業です。
レストランの従業員が全てロボットだとしたら、行きたいと思うでしょうか。
「おもてなし」の心を持たないロボットは、冷たく温かさがありません。
そのように考えるとサービス業は、なかなかロボットに置き換わることはないだろうと思います。
あったとしても一部の店舗に限られるだろうと思います。
私は、ITが進んで将来、障がいを持った人の仕事の活躍の場は、サービス業になるだろうと考えています。
障がいがあるからこそ、能力を発揮できる仕事を作り出されるかもしれません。
以前、障がい者の絵の教室にいったことがありますが、緻密でユニークな絵を描く人が多くいたことに驚かされました。
もしかしたら、芸術分野やデザイナーの仕事が向く人もいるかもしれません。
障がいを持った人に限らず、全ての人の適性に合わせた仕事が多く生まれる可能性があります。
もしかしたら会社という枠組みではなく、個人が世界に向けて商売が出来るようになるかもしれません。
一部は既に実現出来ていると思います。
これも、インターネットを含むITの進歩によって可能になることだろうと思います。
今から、何か特技などを見つけておくと10年後、仕事になっているかもしれません。
ダウン症専門医の人からも言われました。
世界初を目指すこと!
これは、ダウン症児だけでなく、全ての人に言えることです。