グループホームとは、障がいのある人が共同生活する住宅のことです。
通常、障がいのある3、4人が世話人のサポートを受けながら生活します。
住宅は、マンションだったり、一戸建てだったりさまざまで普通の住宅を利用します。
運営は、NPO 法人などが行います。
このグループホームは、「障害者総合支援法」に基づいています。
「障害者総合支援法」は、障がいを持った人たちに対する支援について定めた法律です。
正式名称は、「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」です。
障がいのある人に対して調査を行い、サービスの度合いを示す障害支援区分を認定します。
障害支援区分が非該当または区分1は、比較的、障がいが軽い人たちです。
障害支援区分が2以上になると介護が必要となります。
対象者は、身体、知的、精神的な障がいを持っている18歳以上の人たちです。
グループホームは、基本的には、障害支援区分が非該当または区分1の比較的、障がいが軽い人たちが対象です。
しかし、障害支援区分2以上であっても、希望すれば、利用可能です。
障がいが軽い人たちのグループホームでは、設置した法人から派遣された世話人が食事や健康管理などのサポートを行います。
障害支援区分2以上の介護が必要な人たちのグループホームでは、世話人が毎日、食事、入浴などのサポートを行います。
利用者の負担は、基本的には1割です。
何かには、自らグループホームを作られる方もいます。
その場合は、会社を設立する必要があります。