息子は、ダウン症という言葉を完全に間違って理解していました。
ダウン=落ちるという意味で捉えていたようです。
息子は別に差別的なところがある訳ではありません。
純粋にそう思ったのです。
ダウン症は、かつては蒙古症と言われていました。
蒙古人の特徴に似ているからとのことです。
しかし、これは差別につながるため、最初に独立した症候群として論文で発表したダウン博士から、ダウン症と名称を変えました。
しかし、そのことを知らない人は多いと思います。
息子と同じくマイナスイメージでとらえる人は多いと思います。
それは当然かもしれません。
ダウンという言葉自体そういう意味ですから。
かといってダウン症という言葉はかなり根付いているため、いまさら名称の変更は難しいでしょう。
せめてダウン症の名称の由来は全ての人に知ってもらいたいと思います。
息子とは、アップ症がいいのではと話しています。
アップ症だったらいいですね。