ダウン症児の成長はとてもゆっくりです。
歩けるようになるまで、言葉が喋れるようになるまでに健常児よりも時間がかかります。
しかも、ダウン症児間の個人差は大きいです。
親心として何とかしてあげたいと思う気持ちは誰もがあると思います。
しかし、あまり多くの事を子供に期待すると子供にとってとてもストレスになることがあります。
なかなか思うように成長しない場合、親にとってもストレスになります。
私たちの早希ちゃんは、他のダウン症児よりも成長がかなりマイペースです。
そのマイペースな早希ちゃんについて次のように思うようにしています。
- いつかは出来るようになる。
- それまでは温かく見守る
少し話はそれますが、私は昔、マラソン大会に出たことがあります。
ハーフマラソンでしたが。
ハーフマラソンは21.0975kmを走らなければなりません。
私の場合、初めてマラソン大会に出来ました。
出発地点から走り、3kmのところでもうだめだと思いました。
しかし、途中であきらめず、次の電柱まで走ろうと思うようにしました。
そして電柱まで来たら、その次の電柱まで走ろうと思いながら走りました。
そうやって何とか最後まで走ることができました。
ダウン症児の育児も同じではないかと思います。
最初からあまり大きい目標を持ってしまうと途中で挫折してしまいます。
大きな目標を目指すのではなく、小さな目標を目指すのが挫折しないコツだと思います。
小さな目標をクリアしたら次の小さい目標を立てれば良いと思います。
そうすれば、ストレスなく育児ができるのではないでしょうか。