出生前診断がこの10年で2.4倍に増え、35歳以上では25%もの人が診断しているそうです。
国立育成医療研究センターなどが調査した結果、明らかになったそうです。
出生前診断については、命の選別につながるという意見がありましたが、日本産科婦人科学会は、2018年3月3日、臨床研究に限定してきたこの新型出生前診断を一般診療とすることに決定しました。
詳細は次の記事を見てください。
新型出生前診断、臨床研究から一般診療へ拡大(アンケート実施)
以前、このブログで出生前診断についてアンケートを取りましたが、ダウン症児のいる家族でも必ずしも反対している訳ではないようです。
関連記事 ダウン症児の親は必ずしも新型出生前診断に反対ではない
そのため、このブログでは、賛成も反対の立場は取らず、両方の意見に耳を傾けようと考えています。
なお、新型出生前診断が一般診療で受けられることになったことから今後は更に増えるものと考えています。
新型出生前診断で陽性の妊婦の97%は中絶を選択しているというデータがあります。
関連記事 新出生前診断で陽性の妊婦の97%が中絶
今後は、出生前診断後のサポートを充実させ、いかに中絶を減らしていくかが課題となることでしょう。