ダウン症を持った人たちは、平均寿命が延びたことにより、アルツハイマー病の発症という問題に直面しています。
成人のダウン症者の主な死因となっています。
早い人では20代から始まっています。
アルツハイマー病の生涯リスクは現在、90%以上あり、遺伝的にダウン症と強い関連性があります。
ダウン症のある子を持つ親としては、アルツハイマー病を発症しているか、発症しているとしたらどのくらい進んでいるのかとても気になるところです。
これらを評価する指標があります。
バイオマーカーと呼ばれています。
このバイオマーカーによりアルツハイマー病の早期発見が可能となるようです。
バイオマーカーは、主に血圧や心拍数、血液検査の結果により測定します。
スペインのバルセロナダウンメディカルセンターのフアン・フォルテア博士たちは、ダウン症候群者388例の横断的研究の成果を発表されました。
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