二度ダウン症児妊娠!それぞれ出産、中絶を選択した夫婦についてのニュースを見ました。
二度、ダウン症児妊娠は、確率的に極めて少ないことです。
ダウン症児は、1000人に1人と言われています。
二度、ダウン症児を妊娠するということは、1000×1000=100万人に1人の確率です。
これは、2回妊娠した場合の確率です。
一生のうち2回妊娠される人がどのくらいいらっしゃるのか分かりませんが、二度ダウン症児を妊娠されるというケースはなかなかないと思います。
ところで二度ダウン症児妊娠!それぞれ出産、中絶を選択した夫婦についてですが、
3歳になるダウン症を持った女の子と生後5か月の男の子がいます。
夫婦は上の子のときに新型出生前診断と羊水検査を受けています。
その結果、ダウン症と告知されましたがその後も妊娠を続けました。
実は、この夫婦は、3歳の子の前にもダウン症児を妊娠されています。
このとき夫婦の話し合いは平行線だったそうです。
毎晩、限界まで話し合ったそうです。
母親は産みたいとおもいますが、父親は愛せる自信がない。
そしてこの夫婦は、中絶することを選択します。
母親は、中絶後、泣き続けたそうです。
そして二度目の妊娠。
二度目もダウン症でした。
このとき夫婦の意見は一致していました。
この子を産んで育てていこうという気持ちだったそうです。
この夫婦の場合、一度目のダウン症児の中絶があったから、二度目のダウン症児を出産があったのだろうと思います。
私は、出生前診断でダウン症と分かったときに「産むか」、「産まないか」という選択肢のどちらが正しいという答えはないと思います。
どちらにしても悩ましい問題です。
最終的にはそれぞれの家族の問題であり、家族の考え方にたどり着くと思います。
なかにか興味深いニュースでした。