ダウン症児は、数の概念が苦手と言われています。
世の中、生きていく上で数の概念は必要ないと思われるかもしれません。
しかし、例えば将来、買い物をする際、算数が分からないと代金の支払いができません。
数の概念は、また子供が小さいうちに覚えさせたいものです。
以前、ダウン症専門医からは、大きな算盤を使うとよいと言われました。
うちの早希ちゃんは、9歳でまだ言葉も言えません。
大きな算盤は丁度、良いかもしれません。
その他、ダウン症専門医からは、人形を使う方法についても教わりました。
早希ちゃんは、おさるのジョージが好きなので、ジョージの人形を3つ用意します。
そして早希ちゃんに「おさるのジョージを1つ持ってきて」というそうです。
持ってこれたら、「1つ」という数の概念は理解していることになります。
1つの次は、2つです。
今度は「おさるのジョージを2つ持ってきて」と言います。
持ってこれたら、「2つ」という数の概念が理解できたということです。
同じように「3つ」についても理解させます。
ここまで出来るようになるには、3~6ヶ月かかるそうです。
その次は、応用です。
「おさるのジョージ」で出来ても、他のもので出来ないと本当に数の概念を理解したことにはなりません。
今度は、座布団で試します。
同じように「座布団1つ持ってきて」と試してみます。
出来たら次は「座布団2つ持ってきて」と試します。
このようにして数の概念を理解させていきます。
次のようなiPadのアプリで理解させる方法もあります。
他にも色々、アプリがあるため試されると良いと思います。