7月に入り、気温が30度を超す日が増え、夏真っ盛りの時期です。
私は季節的に好きな時期ですが、ダウン症児には注意が必要です。
基本的に人間の体温は、外の気温よりも高いため、外に熱を逃すことができます。
また汗をかくことでも熱を外に逃がします。
このようにして平熱の状態を保つことができます。
しかし、外の気温が体温よりも高いと熱を逃すことができません。
そうなると熱が体の中に留まってしまい蓄積されます。
症状としては、病気でもないのに熱が出ている状況です。
この状態を「うつ熱」と言います。
特に体温調整がうまくできないダウン症児は、「うつ熱」になりやすいようです。
先日、うちの早希ちゃんを外に連れて行きましたが、熱中症の警報も出ていた日で、顔が真っ赤になりました。
「うつ熱」は放置すると命の危険があります。
よく車の中に子供を放置してしまったため、死亡したといったニュースが毎年のようにあります。
車の中に放置していなくても、「うつ熱」は熱中症(※)になるため危険です。
※ 熱中症 運動や暑熱が原因で起こるからだの障害
もし「うつ熱」となった場合は、涼しいところに移動します。
また水分を取るとよいようです。