9歳(支援学校転校)

特別支援学校での早希ちゃんの個別支援計画

早希ちゃんが通っている特別支援学校では、児童ごとに障がいの状況などに応じて、学校が支援する目標や指導内容を年度ごとに定めています。

2017年度の早希ちゃんの目標です。

目次

1.学校生活支援シート

私たちからの学校生活への期待や成長への願い

  • 地域の中で、心身ともに健やかに育ってほしい。友達を作ってほしい。

現在の早希ちゃんの様子

  • 絵を描くのが好き。1時間くらい集中して描いている。
  • 身辺自立は少しずつできるようになってきている。
  • 以前は自分の気持ちを伝えられずイライラしていたが、最近は諦めずに伝えようとしている。
  • いたずらが多く困っている。

学校の指導・支援

  • 身振り、サイン、発声、カードでコミュニケーションを促す。
  • 朝の準備の流れなどについて、手順書を使用する。

家庭の支援

  • トイレやおかわりなど決まった場面でカードを使う。

2.個別指導計画

早希ちゃんの個別指導計画は、次のようになっています。

教科ごとに現状できていること(実態)と年間目標が設定されています。

早希ちゃんが現状できるていることは、私たちが普段、思っていることと違いはあまりありません。

先生はよく見て下さっているようです。

年間目標は、あまり背伸びせずにできるレベルで設定されているようです。

教科 実態 年間目標
国語
算数
・日常的な言葉は理解している。
・なぞり書きや、簡単な平仮名や数字の視写ができる。
・絵と絵のマッチングが多種類でもできる。
・見たり聞いたりして分かる言葉を増やす。
・見て書ける文字を増やしたり、丁寧になぞり書きをしたりする。
・5までの数の操作ができる。
音楽 ・マイクがあると、声を出して歌うことができる。
・音楽に合わせて、打楽器や鈴等の楽器を鳴らすことができる。
・音楽に合わせて声を出したり、体を動かしたりすることを楽しむ。
・リズムや音程を意識して楽器を演奏する。
図画
工作
・はさみやのり等の道具を正しく使い、制作することができる。
手本を見て、人の顔や動物などの絵を描くことができる。
・様々な道具や素材の扱いに慣れる。
・簡単に工程を理解して、意欲的に制作する。
体育 ・ある程度の速さで短距離を走ることがでかきる。
・体操などの動きの模倣ができる
・ビート板を使ってバタ足ができる。水に顔をつけることは練習中である。
・決まった時間または周数を走りきることができる。
・様々な体の動きを身に着ける。
・ビート板を使ってのバタ足で、一人で数メートル泳ぐことができる。
特別活動 ・儀式的行事には落ち着いて参加できる。
・校外行事を教員と一緒に楽しむことができる。
・流れや自分の役割が分かり、意欲的に活動する。
自立活動 ・写真カード等で簡単な見通しをもって行動できる。好きな活動を終わりにすることを拒否することがある。
・挨拶や決まった場面のやりとりでは、身振りや発声が自分から出る。できないことがあるときには、ずっと待っていることがある。
・見通しをもち、自分で行動を切り替える。
・身振りや発声、カード等を使って、意思や要求を伝える。
日常生活の指導 ・基本的生活習慣はほぼ身に付いている。服の前後などを間違えることがある。
・オムツを使用している。2時間程度の間隔でトイレに行くと、成功することが多い。
・箸で食べることができる。口に食器を近づけて食べることが多い。
・トイレでできることを増やす。
・服の裏表や前後、靴の左右を正しく見極められるようになる。
・器を持ったり手を添えたりして姿勢良く食べる。
生活単元 ・友達からの誘いに応じることが増えてきた。
・ボール投げや追いかけっこ、風船等の遊びが好きである。
・友達との活動を楽しむ。
・簡単なルールを理解して活動する。
・様々な経験を通して、興味関心を広げる。
一人通学指導 ・慣れた道であれば、一列歩行ができる。階段の下りを怖がることがあるが、慣れると一人で降りられる。 ・校内および校外で、見守りの下で安全に歩く。

 

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