目次
1.どのような意見の違いがある?
子供に関してパパとママの間で意見が相違してしまうことが良くあると思います。
よくあるのは、就学だと思います。
例えば、幼稚園、保育園から小学校に上がるとき次の中から選択することになります。
- 小学校の普通級に入れる
- 小学校の支援級にいれる
- 特別支援学校に入れる
パパとママの間で意見が相違してしまうことがあると良く聞きます。
パパとママの意見が相違した状態で、パパまたはママが話を先に進めてしまうとパパとママの間にヒビが入りかねません。
2.意見が違うことは悪いこと?
パパとママの間で意見が番うことは悪いことではないと思います。
それぞれ違った視点から物事を見た方が、お互い気づかなかったことに気づいたりするため、逆に良いことだと私は思います。
ただ、自分の意見だけが正しいと主張するのは良くないと思います。
人によって意見が違うことを認め、相手の話を聞く耳を持つことが必要です。
3.すれ違う原因はなに?
意見の相違から平行線となり、意見がすれ違う原因は何でしょうか?
ほとんどの場合、パパとママのコミュニケーションが不足していることに原因があります。
私は仕事がらもめごとの調整を行うことが良くありますが、ほとんどの原因は、コミュニケーション不足からくる勘違いです。
よく話し合えば解決できることがほとんどです。
4.目指すところはどこ?(解決に向けて)
すれ違いを解決するにはどうしたらよいでしょうか?
お互いの意見の違いは否定せずに、お互いの意見に耳を傾けることです。
そして子供のことを第一に考えることです。
自分たちではなく、子供が一番望んでいること、一番良い環境とは何かを考えることです。
小学校に入れる、特別支援学校に入れることは、目的ではありません。
手段です。
学校に入れることで、何を目指したいのか?
そこから話し合うと良いと思います。
私たちの場合、小学校に入れる目的は、健常児とのふれあいでした。
最初から特別支援学校に入れてしまうと、そのまま成人となるまで健常児とのふれあいはありません。
これは、人によって目指すところは違うと思います。
私たちの場合は、健常児とのふれあいでしたが、これがどのダウン症児にも該当する訳ではありません。
まずは、なにを目指すのかをパパとママで意見を統一し、その後に手段(小学校か特別支援学校かなど)を考えられると良いと思います。
このようにして十分、話し合えば、すれ違いは解決すると思います。
ステップ1 お互い相手の話を聞く耳を持つ
ステップ2 何を目指したいのかをパパとママで話し合う
ステップ3 目指したいことを実現する手段を挙げる
ステップ4 どの手段が一番、目指したいことを実現するか話し合う