③ダウン症に関する疑問・悩み

不妊治療(体外受精など)するとダウン症になる確率は上がるの?

目次

不妊症とは?

避妊をせず性生活を続け、1年以上妊娠しない場合は、不妊症となります。 原因がなんであるかにかかわらずです。

不妊症の割合は?

40%くらいが女性に原因があり、25%くらいが男性に原因があるようです。 男女双方に原因がある場合は、25%です。 残り10%は、原因不明です。 10組に1組は不妊症と言われています。

不妊治療とは?

不妊治療には、タイミング法、人工授精、体外受精があります。 タイミング法は、排卵日を予測してその日に性交渉をもつというものです。 人工授精は、精子を子宮腔内に注入する方法です。 体外受精は、排卵前に母親の体内から取りだされた卵子と精子の受精を体外で受精させるというものです。 タイミング法および人工授精は、自然受精そのものですが、体外受精は、卵子と精子を選ぶことになるため人為的です。

どんなリスクがあるの?

タイミング法、人工授精は、自然受精のためリスクはありませんが、体外受精はどうでしょうか? 体外受精の流産率は、20~25%であり、自然妊娠の流産率10%と比べて2倍以上、高い確率です。 自然妊娠の場合は、数億個の精子の中から勝ち抜いた最後の1つの精子が卵子の中に入って受精します。 しかし、体外受精の場合は、卵子と精子を人間が選んで受精させます。 このため、障がいを持った子供が生まれる可能性は高いのではないかと考える人は多いようですがそのような事実を裏付けるデータはないようです。 つまり、体外受精だからといってダウン症になるわけではないということです。

-③ダウン症に関する疑問・悩み

Copyright© ダウン症児 早希の誕生・療育・就学 ブログ , 2025 All Rights Reserved.