昨日の朝日新聞にダウン症児を養子縁組で迎えいれた樋口夫妻について記事が掲載されていました。
子供がなかなか授からない樋口夫妻は、不妊治療に取り組みましたが妊娠には至らなかったそうです。
そこで特別養子縁組を行い、2014年に男の子を迎え入れたそうです。
それから2年後の2016年に団体からダウン症児の受け入れてもらえないかと聞かれたそうです。
夫の樋口さんは、子供の頃、いじめられていたダウン症の子の記憶があります。
そんなこともあり最初、不安はあったようですが話し合いを何度も行い、迎え入れることを決めたそうです。
2016年末に生後2か月のダウン症のある女の子を迎え入れたそうです。
現在、裁判所に養子縁組の申し立て中で、6か月以上の試験扶養期間を経て正式に決まるようです。
その子は、舌を出すことがありペコちゃんみたいでとても可愛いそうですが、近くの小学生がマネをして笑っていることがあり、とてもショックだったそうです。
しかし、それは障害がある人が近くにいないからではないかと樋口夫妻は考えました。
そこで、樋口夫妻は、ダウン症のあるその子を積極的に外に連れ出して、いろいろな子がいることをみんなに知ってもらおうと考えたそうです。
私自身、ダウン症のある子の養子縁組はあまり聞いたことがありません。
唯一、姫路まさのりさん著「ダウン症って不幸ですか?」で紹介されていた夫妻のことだけでした。
ダウン症のある子を迎え入れた樋口夫妻は、素晴らしいと思います。
その子にとっても良い親にめぐり会えたと思います。
ダウン症の子は本当に可愛いと思います。
この可愛さを広く知ってもらい、このようにダウン症のある子を養子縁組で迎え入れる夫婦が増えるといいですね。
このブログもダウン症について広く知ってもらうことを目的に日々、記事を記載しています。