国内において障がい者のクラス分けは、日本身体障がい者水泳連盟において定められています。
まず泳法により以下の記号で表記されます。
記号 | 泳法 |
S | 自由形・背泳ぎ・バタフライ |
SB | 平泳ぎ |
SM | 個人メドレー |
クラス表記は次のようになります。
クラス表記 障害の概要 1~10 肢体不自由。数字が小さい方が重度。 11~13 視覚障害のクラス。数字が小さい方が重度。 14 知的障害 15 聴覚障害 21 肢体不自由、視覚障害で、S1~13(SB1~13,SM1~13)に該当 しない場合。 クラスなし 日本選手権大会等のクラス分け評価にてベンチテストとウォーターテストある いはテストと競技観察に大きな差異がみられるなど、整合性が得られない場合 やパフォーマンスが一定しない場合。 引用 J-FCSクラス分け規則
ダウン症者が自由形の水泳競技に出る場合は、S14というクラスに出ることになります。
実は、昨年(2017年)のINAS 2017 世界水泳選手権大会において、DS(ダウン症)クラスとY(自閉症)クラスが出来たとのことです。
もしかしたら2020年の東京パラリンピックでは、DS(ダウン症)クラスが出来るかも知れません。
今までは、水泳大会でダウン症者が上位に入ることは難しかったといいます。
以前、紹介しましたがパーツモデルの金子エミさん(※)の息子カイト(海人)さんは、ダウン症世界水泳選手権大会にも出場されている実力者です。
※俳優の金子貴俊さんの姉です。
関連記事 世界ダウン症水泳選手権大会(金子エミさんの長男出場)
ちなみにカイトさんは、1月8日、成人式を迎えたそうです。
おめでとうございます。
2020年の東京パラリンピックでは、カイトさんがDS(ダウン症)クラスで日本人金メダリストになるかもしれませんね。