ダウン症を持って生まれたわが子に対する思いが書かれているブログを見つけました。
お母さんが書かれたもので1歳になるダウン症のある娘がいるそうです。
以下、要約です。
娘の笑顔はとても可愛い。
でも時々、何でこの子はうちに来たのだろうと考える。
お友達が出産しても、おめでとうと言えない。
それはお友達がうらやましいから。
うちの子がダウン症を持っていることを受け止められないから。
健常児がよかった。
娘がダウン症であることを忘れるくらい心から愛せる日がくるのだろうか。
このようなことが書かれていました。
この方に私たちからかける言葉。
受け入れるのには時間がかかります。
お友達がうらやましいという気持ちを責める必要はありません。
誰もが通る当たり前の感情ですから。
ダウン症であることを完全に忘れることはないかもしれません。
しかし、これからダウン症を持った子の良いところをたくさん知ることになります。
私たちも最初は知りませんでした。
私たちの子は、他の子が悲しんでいると一緒に泣きます。
頭をなでなでしてくれます。
そんな良いところがたくさんあることに後で気づきました。
私たちの子の人間として優しいところを見ていると、自分たちの方が人として下に見えてしまいます。
見習うべきところがたくさんあります。
障がい児だから遅れていると奢っていました。
しかし、わが子を見て遅れていることが悪いことなのかと疑問に思うようになりました。
自分たちの価値観が崩された瞬間です。
あなたは今はそう思えないかもしれません。
でも、ダウン症を持った子と偏見を持っていた自分も受け入れられるときは必ず来ます。
子供に申し訳ないと思わなくてもいい。
これから山ほどいいところが見えてきますよ。
ダウン症を宣告されたときがどん底であるならば、これからはプラスしかありません。
これからは上がっていくだけです。