障がい児がいる兄弟は、非行やいじめに走ることはほとんどないそうです。
むしろ、面倒見が良い子になることが多いようです。
親が大変だから自分がしっかりしなくてはと思っているのかもしれません。
しかし、親が障がい児の方ばかり見ていると、自分は無視されている、自分には無関がないのだという疎外感が強くなることがあります。
そのため親の関心を引きつけようといろんな行動を起こすことがあります。
この行動を起こすかどうかは個人差があります。
もしかしたら、本当は親に甘えたいのに我慢しているのかもしれません。
寂しい気持ちを押し殺しているかもしれません。
我慢しているとしたら、大きくなってから風船がはじけるように突然、行動を起こすかもしれません。
ここで言いたいのは、親があまり障がい児ばかり見ていると、他の兄弟は疎外感が強くなるということです。
障がいを持った子にどうしても手がかかってしまうことはやむを得ないところがあると思います。
障がいを持った子のことだけで頭がいっぱいかもしれません。
それでも、他の兄弟にも配慮は必要です。
どうしたらよいか?
他の兄弟のじっくり話を聞くなど関心を他の兄弟にも向けることだと思います。
趣味の話でもよいと思います。
悩み事の相談でも良いと思います。
関心をもって聞くだけでだいぶ違うのではないでしょうか。
そういう時間を少しで構わないので作ったら良いと思います。