(写真はイメージです)
2018年8月、イギリス人のダウン症を持った19歳の女性、ケイト・グラント(Kate Grant)さんが国際的なビューティーコンテストで優勝しました。
このビューティーコンテストは、アーティメイト・ビューティー・オブ・ザ・ワールド(Ultimate Beauty of the World)です。
このコンテストには、ジュニア部門、ティーン部門、シニア部門があります。
ケイト・グラントさんが優勝したのは、ティーン部門です。
ダウン症を持った女性が国際的なビューティーコンテストで優勝するのは初めてのことです。
このコンテストでは、特に参加条件は付けていないようです。
年齢や未婚などの制約はありません。
選考には、美しさ以外に個性的であるかどうかも評価されるそうです。
ケイト・グラントさんの母親は、ケイト・グラントさんが13歳の頃からモデルになることを夢見ていたそうです。
コンテストに出るまでが大変だったようです。
モデルになることをラジオ番組に出演した際に話したところ、否定的なな意見が大量にあったそうです。
ダウン症を持っていたからです。
しかし、その状況を見ていたビューティーコンテストのディレクターがケイト・グラントにコンテストに参加することを勧めたそうです。
以前、米国のダウン症女性がミスコンで2冠となった記事を書きましたが、それに続く快挙です。
素晴らしいことです。
ダウン症の啓蒙活動に役立つことでしょう。
今は、ダウン症を持った女性がビューティーコンテストに出場することでもニュースになりますが、これが当たり前になるといいですね。