⑪ダウン症に関するニュース

特別支援学校の教室が不足している?

目次

1.特別支援学校に通う児童が10年間で40%増加

特別支援学校は、障がいがある児童が通う学校です。

この特別支援学校に通う児童が最近、増えているようです。

ニュースによると、ここ10年間で約40%も増えたそうです。

外を歩いていても、子供会に参加しても障害児を見ることはあまりありません。

もしかしたら分からないだけなのかもしれません。

私たちも以前、特別支援学校の説明会に行った際、たくさんの親御さんが来られていたのを見て少々、驚きました。

どうしてこんなに増えているのでしょうか。

障害児が増えているのでしょうか。

原因は、障害児が増えていることもあるかもしれませんが、診断が普及したことによる発達障害と診断される児童が増えたためと考えられています。

診断を受けることに抵抗感がなくなったということなのでしょうか。

発達障害が一般的に知られるようになったことが要因として挙げられるようです。

有名人の中にも発達障害の方がいらっしゃるため、抵抗感がなくなりつつあるのかも知れません。

そうだとしたら良いことだと思います。

さらに支援がある特別支援学校を希望する親御さんが増えたことも原因として考えられるそうです。

自分の子供に障がいがあると分かれば、できる限り、適切な教育を受けさせたいと思うのは当然でしょう。

2.特別支援学校の教室不足

また昨年(2016年)、ある団体がアンケート調査したところ、教室が足りないと回答した特別支援学校は、全体の54%に上がったそうです。(1004校中541校)

文部科学省の調査(2016年)では、3430教室不足しているそうです。

特別支援学校の場合、普通級とは異なり、1学級6人が上限だそうです。(障害が複数ある場合は3人が上限)

特別支援学校は、個々の障害児にきめ細かく対応するため少人数制なんです。

そのため、教室不足は深刻となります。

教室が足りないため、1つの教室をカーテンなどで仕切ったりする学校もあるそうです。

図書館を教室に変えた学校もあるようです。

現状、教室等の設置基準がないためです。

そのため児童が増えてもなかなか対応してもらえない状況もあるようです。

少子化が進んでいますが、障害児は逆に増えているように思います。

今から対策を打たないと保育園不足と同じ問題が起きうる可能性があります。

早急に自治体には何とかしてもらいたいところです。

 

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