以前に比べて大変さは少なくなりましたが、小学校低学年の頃は、妻が大変でした。
普通級に通っていましたが、毎日、付き添いで教室に早希ちゃんと一緒にいました。
まだトイレに行けない早希ちゃんをトイレに連れて行ったり、勉強についてサポートしたり、全て妻がやっていました。
さらに夜は、日本語のオンラインレッスンがあり、睡眠時間を削る毎日でした。
妻がストレスでかなりまいっているのが分かりました。
睡眠時間だけの問題ではありません。
早希ちゃんは、他のダウン症児と比べてみて発話は遅れている、トイレも遅れている、全てが遅れている状況でした。
何でうちの子は、遅れているのだろうと悩んでいたと思います。
昼間の早希ちゃんの面倒は私が変わりに出来る訳ではないため、妻には申し訳ありませんでした。
あるサイトの相談に3人の障がい児を抱えている夫婦のことについて載っていました。
奥さんは、ノイローゼになっており、家を出ていくと言っているそうです。
妻はそこまでにはなっていませんでしたが、ノイローゼにはなっていたのではないかと思います。
その相談に対するアドバイスは、次のようなものでした。
- 「ありがとう」と言って感謝すること
- 妻の話を聞いてあげること
- 夫が子供の面倒を見る代わり、妻には外出などしてゆっくりしてもらうこと
- 育児の辛さを共有すること
どれも今からでも出来ることです。
私がどれだけ出来ていたのだろうと振り返ってみて反省しているところです。