八重樫季良(やえがしきよし)さんは、1956年、岩手県北上市に生まれました。
八重樫季良さんは、ダウン症と知的障がいを持っています。
幼少のころから絵を描き始め、主に幾何学パターンの鮮やかな色彩の絵を描き続けています。
とても独自性の強い絵です。
八重樫季良さんの父親は大工であったことから、描いたイメージをもとに建築図面などがあります。
現在、花巻市の障がい者支援施設「ルンビニー苑」で生活をしながら創作活動をしています。
ルンビニーとは、ネパールのタライ地方にある小さな村の名前で、お釈迦様が生まれたとされる場所です。
仏教の四大聖地の1つとされています。
さて八重樫季良さんは、MUKUというブランドで活動しています。
MUKUは、知的障がいのあるアーティストの作品を製品化するブランドです。
ネクタイ、傘、ブックカバーなどが売られています。
MUKUですが恐らく「無垢」から来ているのだろうと思います。
「無垢」は、仏教用語で煩悩やけがれがないという意味ですね。
とてもいい言葉です。
さて「DESIGNART TOKYO 2018」というイベントに八重樫季良さんの作品も出展するそうです。
DESIGNART(デザイナート)の意味は次の通りです。
デザインとアートを横断する、感動を与えてくれるモノやコトを新たに定義した言葉
引用 DESIGNART
開催期間 2018年10月19日(金)~ 10月28日(日)
開催場所 表参道など都内の各地で開催されます。
八重樫季良さんの作品は、100BANCH(渋谷区渋谷3-27-1)の2F GARAGEです。
八重樫季良さんの作品は、色鮮やかな建築物を立体化したものだそうです。
お近くの方は、是非、行ってみてください。