「プーと大人になった僕」は、A・A・ミルンの児童小説およびディズニーアニメ「クマのプーさん」の実写化した映画です。
「クマのプーさん」は、クマのぬいぐるみであるプーさんとクリストファー・ロビンという少年の物語です。
「プーと大人になった僕」は、大人になったクリストファー・ロビンとクマのプーが再会し、忘れ去られた子供の頃の大切なものを思い出していくストーリーです。
この映画は、親子で楽しめる映画です。
早希ちゃんには、クマのプーさんとその仲間たちの活躍が楽しめたようです。
最後まで食い入るように観ていました。
ところでこの映画を観た大人は、クリストファー・ロビンとクマのプーさんとの再会のドラマを通して自分の子ども時代を思い出したのではないでしょうか。
誰もが子供の頃は、近くの公園、森などで冒険の世界で遊んでいたのではないでしょうか。
大人のようないろいろなしがらみがなく、自由に遊んでいたあの頃を思い出します。
しかし、大人になるに従い、自由に遊んでいたあの頃のことをすっかり忘れてしまい、窮屈な世界で私たちは生きています。
早希ちゃんと遊ぶときも、自分が子供時代に戻ったかのような気持ちになります。
仕事などのストレスは吹き飛んでしまいます。
さてこの映画では「何もしないこと」と言う言葉が登場します。
子どもの頃は、のんびりしていたと思います。
何もしない時間も多かったと思います。
時間もゆっくり流れていました。
それに比べて大人になった今は、自由がなく時間に追われています。
この映画は、自由だった、何もしない時間があった子供の頃を思い出してほしい、そして家族との時間を取ってほしいというメッセージが込められているのかもしれません。
主人公を演じたユアン マクレガーは、映画撮影の後、休暇を取り子供たちとの時間を過ごしたそうです。
ワーク・ライフ・バランスは大切ですね。