埼玉県川口市内の高校1年の男子生徒が、いじめを苦に自殺したニュースが流れました。
男子生徒は、いじめに関して学校などの対応を批判したメモを残していたようです。
この男子生徒に対するいじめは、中学時代からあったようです。
いじめを伝える手紙は何度も書いたそうです。
でも中学校はいじめと受け止めていませんでした。
自殺未遂は何度か行っており、3回目の自殺で足に後遺症が残ったと言います。
そこで初めて教育委員会は、調査委員会を設置しています。
ただし、聞き取り調査は行われていなかったそうです。
男子生徒が亡くなったのは、9月8日のことです。
9月6日には、冒頭で述べたメモを書いています。
そこには、「教育委員会は、大ウソつき。いじめた人を守って嘘ばかりつかせる。」と書かれていました。
学校でいじめにあい、いじめを学校に訴えていじめと受け取ってくれない。
本人がいじめと言っているのに学校の先生は理解してくれない。
男子生徒を守るべき人が守ってくれない。
男子生徒は絶望的な状況だったのでしょう。
このようないじめをなかったことにする学校は過去にもありました。
ニュースの記事を見る限り、自己保身に走り、いじめの責任逃れをしているようにしか映りません。
私はいつも思うのですが、学校の先生はいざとなったら逃げることも考えられるため、具体的に被害があったのであれば、警察に通報することを考えたほうが良いと思います。
ほとんどの場合、表に情報が流れると学校側の態度は180度変わるようです。
子供を助けるためには、そのような思い切った行動にでるべきでしょう。
いじめた側を守る必要はありませんし、気にする必要はありません。
ところで川口市では以前、次のようないじめ隠蔽事件がありました。
川口市はどうなっているのでしょうか。