①日々所思(思うところ)

亡くなった友人との時間の流れ

今日は、ダウン症の話ではなく、亡くなった友人の話です。

その友人は、幼稚園の頃、よく一緒に遊んでおり、仲良くしていしました。

卒園した後も小学校は別々になりましたが、しばらく友人の家に遊びに行っていました。

小学低学年の頃だったと思います。

友人のうちで段ボールを使ってトンネルを作り遊んでいました。

そのことを学校で作文にしたところ、賞を取ったのを覚えています。

その作文には、とてもいい思い出のように書きました。

でも実際は、帰り際に彼から次のように言われました。

「学校も違うからもう一緒に遊ぶのはやめよう」

それ以降、彼との付き合いはなくなりました。

時間が経ち、たまたまた高校が一緒になりましたが、言葉を交わすことはありませんでした。

それからかなりの時間が経ち、最近のことですが彼の訃報を聞きました。

彼との時間の流れでみた時、幼稚園での楽しい時間、小学校低学年で遊んでいたときの時間、高校での再会、その次は、彼の訃報でした。

このように友人との時間の流れで観た時、次あったときは、どうなっているんだろうと昔から想像していました。

次に会うのは、来週かもしれない、でももしかしたら数十年後かもしれない、もしかしたら亡くなっているかもしれない。

だから最近は、縁遠くなった友人にも、友人との時間が途切れないように積極的に会うようにしています。

 

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