①日々所思(思うところ)

ダウン症の呼び方とその歴史について

ダウン症という先天性症候群が医学的に解明されるずっと以前、1600年の中世では、ダウン症者を含め、知的障がい者、精神障がい者は、「白痴(はくち)」と呼ばれていました。

この言葉は、私が子供の頃はまだ使われていたと思いますが、今では差別用語であるため、使われることはありません。

ドストエフスキーの「白痴」という小説で見ることくらいです。

パソコン等で漢字変換を使用としても「はくち」は「白痴」に変換されないようです。

1850年代になると、ダウン博士の「白痴の民族学的分類に関する考察(Observations on the Ethnic Classification of Idiots)」により、ダウン症の存在が明らかになりました。

ダウン博士の肖像画

しかし、この時代は、ダウン症のことを「蒙古人症(Mongolism)」または「蒙古痴呆症(mongolian idiocy)」と呼んでいました。

顔の特徴が蒙古人に似ていることからそう呼ばれるようになりました。

しかし、この「蒙古症」という言葉は、人種的偏見、差別があることから、最初に発見したダウン博士の名前にちなんで「ダウン症」と命名されました。

現在では、ダウン症が定着しています。

その他、「21トリソミー」と言う場合もあります。

ネットでは、分かる人だけが分かるように「21t」と表現される方が多いようです。

年配の方では、「ダウンちゃん」と言う方もいますが、この表現は少し違和感があります。

このブログではストレートに「ダウン症児」、「ダウン症者」と表現しています。

 

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