私が2年前に作成したO157のブログが朝日新聞に取り上げられ、昨日(2019.3.5)から記事が連載されています。(3月8日(金)まで)
2007年の夏、3歳の長男がO157に感染し、最悪の合併症である溶血性尿毒症症候群になりました。
O157は、大腸菌の一種ですが、強力なベロ毒素を作り出します。
どのくらい強力かというと青酸カリの5000倍と言われる猛毒です。
2007年の夏は、私たち家族にはありませんでした。
長男は、2か月程入院し、その半分は、集中治療室にいました。
溶血性尿毒症症候群は、簡単に言うと急性腎不全です。
ベロ毒素により腎臓の毛細血管内皮細胞が破壊されて急性腎不全となります。
そのため、カテーテルを入れて人工透析を毎日、行いました。
でも1か月くらい過ぎたあたりから回復の兆しがありましたが、意識が戻りません。
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)にも感染しました。
1日1日がいろんな出来事があり、心身疲れてしまうくらい大変でした。
でも徐々に意識も戻り、入院してから56日後に無事、退院することができました。
当時、毎日、書いていた日記を記事にしたのが次のブログです。
O157に感染し、溶血性尿毒症症候群になるとどうなるのかがよく分かると思います。
記事 長男(3歳)のO157感染・溶血性尿毒症症候群発症から奇跡の生還およびダウン症の娘誕生までの56日間
このブログは是非、いろんな人に見て欲しいと思います。
そしてO157の怖さを知ってもらいたいと思います。
当時の出来事をエクセルに整理しました。
ブログを全部読まなくても、経緯は分かると思います。
エクセルのファイルを開くには次の「O157」をクリックしてください。