アメリカのニュースです。
ニューヨーク州のシラキュースに住んでいるクリス・シャルーン(58歳)さんとポール・デフォゲット(54歳)さんは、夫婦になってから25年になるそうです。
クリスさんとポールさんは、30年前、ダンスで知り合い、恋に落ちたそうです。
しかし、周りの人からは、結婚について反対されたそうです。
ダウン症を持っている人が結婚する際、必ずといっていい程、反対されるようです。
以前、紹介したイギリスのエセックス州に住むトミー・ピリングさん(59歳)とマリアンさん(45歳)夫妻の場合もそうでした。
詳しくは、次の記事を見てください。
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クリスさんとポールさんは、結婚当時から介護が必要だそうです。
そのため、うまくいかないだろうというのが周囲の意見だったようです。
でも、25年間、結婚生活を送ったことで、その意見は間違いであることをクリスさんとポールさんは、証明しました。
Three decades ago, Kris Scharoun-DeForge went to a dance, spotted Paul DeForge and immediately fell in love. Reflecting on that day, she often says, “I looked into Paul’s eyes and saw my future.” https://t.co/3sFUaDFTa9 pic.twitter.com/1kehavvPHp
— WOWT 6 News (@WOWT6News) 2018年8月24日
クリスさんとポールさんは、仲睦まじいです。
クリスさんは、ポールさんのために料理をするそうです。
二人でボーリングや、ダンスをするそうです。
現在ですが、ポールさんは、認知症を患わっています。
特別介護が必要なため、介護施設で暮らしています。
クリスさんは、施設を頻繁に訪れているそうですが、精神的にもろくなったといいます。
それでも、クリスさんとポールさんは、幸せだろうと思います。
好きな人と一緒に居られるのですから。
クリスさんとポールさんは、知的障がいがあり、さまざまな障壁があったと思いますが、それらを乗り越えて夫婦になりました。
人々の予想を超えて。
クリスさんとポールさんの結婚生活は、知的障がいがあっても結婚生活を送れることの証明となりました。
素晴らしいことです。
まだまだダウン症者の結婚の事例は、少ないですがまったくない訳ではありません。
日本においても結婚した事例はあるようです。
これからも結婚される人は増えることであると思います。
そのような二人を私は祝福したいと思います。