ダウン症児は、頑固だと言われていますが、早希ちゃんも相当、頑固なところがあります。
朝、早希ちゃんに「学校に行くよ」と言うと遊んでいたiPadの電源を落としますが、ここから長いのです。
立ち上がろうとしますが、なかなか動きません。
学校に行くということは理解できていますし、行こうという動きはしますがなかなか動きません。
待つこと数分。
ようやく動き出します。
学校に行くということを理解してから、気持ちが行くモードになるのに時間がかかるようです。
いろんな説があります。
以前、次の記事で紹介しましたが例えば、ダウン症児は、エピソード記憶に頼って行動するというものです。
物語のようにいつも決まった順序でないと混乱します。
そのため、少しでも順番が違うと動けないというものです。
この場合、最初の順番通りにやり直せば動くということです。
しかし、早希ちゃんの場合、どうもエピソード記憶とは異なるようです。
気持ちの切り替えではないかと思います。
今は、遊びモードに入っているときに、学校に行くことは理解しても、行くモードに気持ちがすぐには切り替えられないのです。
早希ちゃんは、頭では学校に行くということは理解しているのでiPadの電源を落とします。
しかし、気持ちがまだ遊びたいモードにあるため、時間をかけて学校に行くモードになるのを待っているのだろうと思います。、
うちの子も頑固だと思う人は多いと思います。
その場合、時間をかけて気持ちが切り替わるのを待つしかありません。
しかし、どうしても朝は忙しいので気持ちが切り替わるを待っているわけにもいかないところが難しいところです。
ところで冒頭の写真は、「頑固おやじ」です。
頑固さをイメージしてみました。