NHKの特集番組「親亡きあと 我が子は…~知的・精神障害者 家族の願い~」は、2019年7月20日(土)に放映されました。
ご覧になった方もいると思います。
内容は、タイトル通り、知的障がい、精神障がいを持つ子供の親が亡くなった後の我が子に関するものでした。
知的障がい、精神障がいを持つ子供もいずれは、親を離れていかなければなりません。
でも親も先を考える余裕、金銭的な余裕がない場合が多いようです。
そして、いざグループホームに我が子を預けようとしても空きがないそうです。
自らグループホームを作ろうとしても、建設予定地の近くの住民の理解が得られずに何度も計画を見直ししたりすることもあります。
勝手に家に入ってきたりしないかなど、心配から反対しているようです。
これは、残念ながらよくあることです。
以前、このブログでも紹介しました。
保育園でさえ、建設が反対される時代です。
密集している都会では、住宅街の中に作らざるを得ないところがたくさんあります。
このように私たち親の亡き後を考えると不安なところがあります。
まだ何十年も先かもしれませんが、このような番組をみていると何かしら今から準備しておく必要があるのかもしれません。
ある親は、子供を独り立ちできるようにショートステイで親と離れて暮らすトレーニングをしている人もいました。
将来、さまざまな施設を利用するためには、今からサービスを使い始めた方が良いということを相談支援専門員の人から聞いたことがあります。(妻が聞きまた)
ショートステイでも空きがなく、利用が難しい状況です。
子供が小さいうちに登録して利用しておくと将来、利用する際も使えます。
私たちは、今から親亡きあとのことを考えておく必要があるのかもしれません。