今日、最後の副籍に行ってきました。
実はいつもママが付き添いで行っていたのですが、今回は、私(パパ)もママと一緒に早希ちゃんの付き添いで副籍先の小学校に行きました。
以前、次の記事に副籍に関する疑問を書きました。
早希ちゃん、再び副籍で小学校へ!行く意味があるのか疑問が出てきました
今日、行われたことと、私が感じたことについて書きたいと思います。
今回、早希ちゃんが参加した際の時間割です。
- 12:20~13:00 給食の時間
- 13:00~13:20 お昼休み
- 13:20~13:35 掃除
私たちは、副籍を給食+お昼休みの時間帯にしたためこのようになっていますが、どの時間帯にするかは、学校の先生との話し合いで決めます。
早希ちゃんを特別支援学校に迎えにいき、副籍の小学校に連れて行きました。
12:15頃、到着すると学校は給食前の休み時間でした。
すれ違う児童からたまに「こんにちは」と挨拶がありました。
妻に聞くと早希ちゃんがこの小学校の1年のときのクラスの子たちが声をかけてくれているということでした。
中には早希ちゃんに寄ってきて一緒に手をつないで遊んでくれる子もいました。
給食の時間です。
早希ちゃんは、みんなと一緒に給食を取りに行きます。
早希ちゃんは、早希ちゃんのために用意された席に座ります。
同じテーブルの子たちは、早希ちゃんに話しかけるわけではありません。
やはり同じクラスの子たち同士と話しをしています。
早希ちゃんは、少しうつむいたような感じで座っており、少し浮いています。
給食は完食です。
給食が終わると昼休みです。
爆弾ゲームをみんなと一緒にやります。
児童は、輪になって座ります。
一人は、真ん中に座り、目を閉じて「ゴロゴロゴロゴロ・・・」と声を出します。
児童たちは、爆弾に見立てたボールをどんどん隣の人に回していきます。
「ゴロゴロゴロゴロ・・・・」の声が途切れた時、爆弾=ボールを持っていた人が負けとなるゲームです。
(本当の爆弾ゲームは音楽を鳴らします)
早希ちゃん、このゲームが大好きです。
ボールが早希ちゃんのところに来るととてもニコニコしながら隣にボールを渡します。
こんなゲームを13:20まで行いました。
13:20からは、掃除の時間です。
早希ちゃんには、ほうきを渡されます。
早希ちゃん、ほうきで掃いているというよりは、ごみを拡散しているような感じでした。
掃除も終わり、13:20頃、クラスの担任の先生から、「早希ちゃんの副籍は今日で最後です」と言ってさよならをしました。
早希ちゃんからは、前もって用意していた絵のプレゼントを渡しました。
以上が本日の副籍の内容です。
初めて参加した私の感想です。
見ていて思ったのは、他の子と仲良くしているというよりは、事前に先生が決めた児童が早希ちゃんの相手をしているという感じでした。
早希ちゃんは、言葉をしゃべることができないため、コミュニケーションができません。
その結果、浮いてしまうのだろうと思いました。
確かにこのような副籍を続けて行っても、何か良いことがあるかというとないだろうと思いました。
特別支援学校に転学する前、小学校1年生にのときに一緒のクラスの子たちが遊んでくれるだけです。
それさえもなければ、副籍に行ってもお客さんになってしまい、ただ席に座っているだけで交流とは程遠いでしょう。
副籍の考え方はいいのですが、実現方法はもっと考えなくてはいけません。
どういう在り方が良いのは私も思いつきませんが、何かしら方法はあると思います。
何か思いついたらこのブログに書いていきたいと思います。
さて副籍は最後と書きましたが、正確には直接交流が最後です。
間接交流は続きます。
間接交流は、便り・作品・手紙の交換となり、実際の実施内容は、学校に任されているようです。
早希ちゃんの副籍交流している小学校では、おたよりの交換ということでした。
これは、間接交流というイメージからはなりかけ離れたものです。
東京都から副籍は必須と言われているため、間接交流の場合、負荷が一番かからない方法なのでしょう。
いかにもお役所的です。
そのような形だけ行うのではあれば、止めた方が良いと思います。