TikTokは2018年ころから流行りだした自分が撮影した動画とBGMを組み合わせることでオリジナルな動画を作成できるサービスです。
若い人を中心に流行しているようです。
TikTokは、中国企業が運営しています。
このTikTok、物議を醸しています。
TikTokから漏洩した文書によると、ネット上のいじめの対象になりやすいという理由で、自閉症やダウン症ユーザーの投稿が他のユーザーが観られないような規制を行っていたとのことです。
実際には、人がチェックしているのではなく、TikTokのAIを使ったアルゴリズムで判別していたようです。
自閉症者、ダウン症者だけではありません。
LGBTの人たちや肥満の人たちもアルゴリズムの判別対象となっていました。
酷い話です。
企業としては、いじめなどが自社のサービスを通して増長されることを避けたいと思ったのかもしれません。
増長を付けるということは企業としては当然のことですが、その対策が間違っています。
これは、学校で例えるといじめられる可能性がある生徒を別室の教室に閉じ込めておくようなものです。
本来であれば、いじめる側に対するアクションを行うべきなのに安易に対策を打ちやすい方法を選んだのでしょう。
このような考え方では、企業としては失格です。
企業のブランドイメージを悪くするだけです。
以前、インスタグラムも似たようなことがありました。