先日、早希ちゃんがお世話になっているダウン症専門医が言った言葉です。
ダウン症にかかわるほとんどの医師は、ダウン症は治らないと言っています。
しかし、お世話になっているダウン症専門医は違う見解を持っています。
どういうことでしょうか。
ダウン症は、21番目の染色体が通常、2本あるところ3本あります。
そのことにより、通常よりも体を作るためのタンパク質が1.5倍、多く作られます。
そのタンパク質の影響がダウン症の特徴となって現れます。
ダウン症専門医は、その特徴のことを治ると言っているのではありません。
知的障がいや運動能力は、変えられるということを言っているのです。
適切な教育を行えば、このような症状は抑えることができます。
そういう意味でダウン症は治ると言っているのです。
ダウン症は先天的な疾患だからといってあきらめないで欲しいというのが先生が伝えたいことなのだろうと思います。