ダウン症児は、健常児に比べて発達がゆっくりです。
健常児であれば2、3歳で言葉が言えるようになります。
しかし、ダウン症児の場合、小学生に入っても言葉が言えない場合があります。
ダウン症児の言葉の発達は、個人差が大きいため、一概には言えませんが一般的な発達は次のようになっています。
時期 ことばの発達 0~1歳 いろいろな声を出すようになる 2~3歳 ことば(1語文)を言うようになる 「ワンワン」、「ブーブー」、「マンマ」など
4~5歳 2語文を用いた表現をするようになる 「ワンワン来た」、「マンマ食べる」など
6歳~ 2語文やより複雑な表現をするようになる 引用 ダウン症児のことばを育てる(福村出版)
娘の早希ちゃんは、現在、9歳です。
言葉は、ほどんとは1語文しかしゃべれません。
「パパ」は言えますが、「ママ」は言いません。
「ガー」とか「コ」とか「テ-」など言います。
それぞれ意味があると思いますが、日ごろ接していないと何を言っているのか分からないと思います。
ちなみに「テ-」は、「待って」と言っているようです。
早希ちゃんは、言葉ではうまく伝えることができないため、指を指したりして自分の意思を伝えようとしています。
ダウン症児の中でも遅いほうですが、いずれはしゃべれるようになるそうです。