ダウン症のある人の顔は、みんな同じとよく言われます。
私自身、ダウン症がある子供達の顔は同じには見えませんし、健常児とダウン症児との顔の違いさえもあまり意識していません。
うちの娘や学校のお友達と接する機会があるためでしょうか。
ダウン症のある人と接する機会が少ない方々は、そのように見えるのでしょう。
目次
1.ダウン症のある人の顔の特徴
一般的にダウン症のある人の顔貌の特徴は次のように言われています。
- 特徴① 顔が平べったい
- 特徴② 目がつりあがっている
- 特徴③ 深い二重まぶた
- 特徴④ 鼻が低い
- 特徴⑤ 耳の上の部分が折れ曲がっている
- 特徴⑥ 舌が長い
2.顔に特徴がでる原因
ダウン症児は、顔の成長が中心部分と外側部分ではスピードが違います。
中心部分は、外側に比べて遅いため、外側に引っ張られてつり上がった目になります。
顔が平べったいのも同じ理由です。
鼻についても外側に引っ張られて横に広がるため低くなります。
これらは、21番目の染色体が通常であれば2本あるところ3本になっているために起きることです。
3.あまり気にしないこと
こういったことから同じ顔に見えるというわけです。
特徴が似ているだけで決してみんな同じ顔ではありません。
また個人差があるため、すべてのダウン症のある人に同じ特徴が現れるわけではありません。
そういう特徴はありますが、どのお子さんもとてもかわいいと思います。
なお、妻から聞いたところによるとダウン症のある娘を外に連れ出した時、他人からじろじろ見られたことがあるそうです。
私はあまり気にしないためか全く気付きません。
これは差別的な目で見ているというよりは、他の子とちょっと違うなという目で見ているのでしょう。
あまり気にしない方がいいでしょう。
見慣れていないというこもあると思います。
そのため私はむしろ、いろんなところに娘を連れて行きたいと思います。