目次
1.アルツハイマー病とは
アルツハイマー病は、物事を判断したり、理解するといった認知力が低下する病気です。
重度になると食事や着替えや意思疎通ができなくなります。
最終的には寝たきりになることが多いようです。
2.40歳以降アルツハイマー病になる確率が高い?
ダウン症者の全てが、アルツハイマー病になる訳ではありませんが、3分の2の方は、60歳になるまでになるという研究があります。
私たちの早希ちゃんは、9歳でまだまだ先のことですが、気になります。
3.原因は?
アルツハイマー病の原因は、まだ特定された訳ではありませんが、アミロイドβという物質が脳に蓄積されて脳細胞が死滅させる仮説が有力です。
ダウン症者の脳には、このアミロイドβが異常に高濃度で蓄積されているという研究報告があります。
実は、このアミロイドβを作り出す遺伝子は、21番目の染色体にあります。
21番目の染色体は、ダウン症の原因となっている場所です。
おそらく、21番目の染色体が通常2本あるところ3本となっていることが、アミロイドを増産させ、その結果、アルツハイマー病になるのではないかと言われています。
4.予防はできるの?
アルツハイマー病の原因となるアミロイドβは、次の3つのことをすれば、脳から除去できるようです。
①有酸素運動する
有酸素運動することでアミロイドβを分解する酵素が増えるそうです。
②他の人と会話する
会話することで脳の神経細胞を活性化させます。
③頭を使う
頭を使うことで脳の神経細胞を活性化させます。
20、30年したらアルツハイマー病を治す治療法が確立されているのではないかと期待しています。