N先生は、知的障害をもつ子どもに言語指導しているとても有名な方です。
そのN先生は、知的障害をもちまだ言葉が喋れない子供に「らくがき絵本」を勧めています。
「らくがき絵本」は、各ページに薄い絵が描かれており、その絵に落書きをするというものです。
「らくがき絵本」は、絵を描かせることで運筆(字を書くため)の練習になるようです。
また、「らくがき絵本」に絵を描くことで自己表現が出来るようになるそうです。
私たちのダウン症を持つ早希ちゃんは知的障害を持っています。
「らくがき絵本 五味太郎50%」を購入し、早希ちゃんに落書きさせました。
絵を描くのが好きな早希ちゃんは、早速、絵を描きました。
各ページには「ぼく、ぼうしがほしいな」のような文章が記載されています。
この文章を子供に読み聞かせて落書きさせます。
「しゃぼんだまをかきましょう」と言ってシャボン玉を書かせます。
「ふくをかきましょう」と言って服をかかせます。
このように言葉を読み聞かせて、絵を描かせることで字を書く練習となります。
この落書き絵本はとても良いと思います。
早希ちゃんが使っている「らくがき絵本 五味太郎50%」です。
その他にもN先生は、下記の落書き絵本も進めてくださいました。