現在、10歳になるダウン症のある早希ちゃんは、特別支援学校に通っています。
東京都の副籍制度(※)を使い、今月から月1回、近くの小学校の普通級のクラスで一緒に勉強します。
※副籍制度とは簡単に言うと月1回程度、近くの小学校、中学校に行き、授業等に参加するというものです。
東京都の制度ですが、他の自治体でも似た制度はあるようです。
詳しくは、次の記事に書きました。
ただ、この復籍制度はあまり利用されていないようです。
月1回程度では、普通級の生徒から見るとお客さんになってしまい、想像していたような交流が図れないことがあるようです。
この復籍制度の利用が少ないということは、普通級に通う健常児は、障がい児とふれ合う機会が少ないということです。
最近、思うことは、健常児と障がい児のふれ合いが少ないことが偏見、差別につながっているのではないかということです。
よく知らない人については偏見、差別が起こりやすいのではないでしょうか。
身近にいることで理解が深まることもあります。
そこで提言です。
副籍制度の利用が少ないのであれば、逆に小学校、中学校の普通級の生徒が、月1回程度、特別支援学校に出向いて一緒に勉強するというのはどうでしょうか?
副籍制度以上に健常児は、障がい児とふれ合う機会が増えます。
これによって差別、偏見は少なくなるのではないでしょうか?