お笑いタレントの清水アキラさんの息子が逮捕された事件で、先日、清水アキラさんが謝罪会見していました。
その中で「私の育て方が悪かった」と語っていました。
人の家以上に厳しく育てて、何かあればひっぱたいていたそうです。
「それが逆にうそつきになったんでしょうね」と語っていました。
ある程度、厳しさは必要だと思います。
しかし、あまり厳しくすると、怒られたくないために本当のことは言わなくなります。
両親の前での顔と本当の自分の顔の二面性が出てきます。
親としては、こうあるべきだと言う思いがありますが、子供がそれと違うからといって、あまり強くそれを押し付けてはいけないのだろうと思います。
子供には子供の考え方があります。
親の目からすると一言、言いたくなることかも知れません。
しかし、親の考え方を押し付けるのではなく、子供自身の成長の力を信じて温かく見守ることも必要ではないかと思いました。
かといって甘やかすと、どんどん楽な方に流れて行ってしまうため、「厳しくする」ことと「見守ること」のバランスが難しいところです。
このように書いていながら、自分たちの子供たちをうまく育てられているかと問われるとそうでもないだろうと考えています。