本日は、パパのことです。
以前、「病院で「過敏性肺炎」の可能性を疑われる」について記事を書きましたが続きです。
過敏性肺炎かどうか調べるため、気管支鏡検査を行ってきました。
気管支鏡検査とは、肺に内視鏡を入れるものです。
直径は6ミリで、胃の内視鏡の10ミリよりは細いです。
ネットで気管支鏡検査について書かれている方のブログを見ると
- 海の底に沈められたような苦しさ
- 今まで経験した中で3本の指に入るくらいの苦しさ
- 出産と同じくらいの苦しさ
など恐ろしいことが書かれていました。
また、今回の検査では、気管支肺胞洗浄と言って肺の一部に殺菌した生理食塩水を入れて回収することをやるそうです。
全部で150cc入れて半分くらい回収するそうです。
回収した生理食塩水を培養して原因となっている細菌を特定するらしいです。
窒息しないかどうかかなり不安でした。
そして検査当日。
以下の流れで検査を進めます。
①喉や気管支を麻酔する
麻酔の薬を口の中に噴出し、それを吸い込みます。
これを5回くらい行います。
この麻酔により喉や気管支を感覚を無くします。
②鎮静剤を注射する
痰などを減らす薬と鎮静剤を筋肉注射します。
③気管支鏡を入れる
ベッドに横たわり、口にマウスピースを入れます。
そしてガーゼで目隠しします。
マウスピースに気管支鏡を少しずついれます。
少し遺物感はありますが呼吸はそれほど苦しくはありません。
④喉に咳を抑える薬を噴出する
喉に咳を抑える薬を噴出します。
これが結構むせます。
ゆっくり鼻で息をするように言われます。
⑤生理食塩水を入れて回収する
肺の奥まで気管支鏡を入れた後、生理食塩水を50cc入れて回収します。
これを3回繰り返します。
肺に生理食塩水を入れて窒息しないかと思いましたが、呼吸は普通に出来ていました。
落ち着いてゆっくり呼吸をすれば、苦しくはありません。
⑥気管支鏡を抜く
気管支鏡をゆっくりと抜いていきます。
これで検査完了です。
30分もかかりませんでした。
検査直後は、声は出ません。
医師から大丈夫かと言われたので、ジェスチャーで答えました。
また、まだ麻酔が効いておりふらふらするため、ゆっくりと検査室から出ます。
気管支鏡は、怖いイメージがありましたが胃の内視鏡とあまり変わりませんでした。
ちなみに私は胃の内視鏡検査は全然、問題ありません。
⑦隣の部屋で1時間程休む
麻酔が切れるまでリクライニングシートで1時間程休憩します。
痰は飲み込まず口から出すように指示されます。
少しずつ麻酔が切れていき、言葉が喋れるようになります。
どこかのブログではだみ声になると書いていましたが私はいつも通りの声でした。
私が休んでいる最中、隣の検査室では次の患者の気管支鏡検査を行っていました。
とても苦しそうな咳をする声が聞こえてきます。
やはり人によって苦しさは違うのでしょうか。
肺をきれいに洗浄してくれるなら1年に1回くらいはやっても構わないかなと思いました。
大気汚染がある中国では、気管支肺胞洗浄ツアーがあるようです。(笑)
そもそも何の病気なのか
前回の血液検査では、過敏性肺炎の他に間質性肺炎も疑われていました。
間質性肺炎だった場合、種類によっては深刻です。
美空ひばりさんは、間質性肺炎で亡くなっています。
血液検査の正式な結果では、間質性肺炎は陰性でした。
やはり当初から疑われていた過敏性肺炎が濃厚です。
エアコンを止めたところ、咳が少なくなったところを見るとエアコンに付着したカビが原因ではないかと考えています。
早速、業者にエアコンのクリーニングを依頼しました。
3台で38000円です。
高いですが仕方ありません。
健康第一です。