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ユダヤ人だけでない!障がい者も犠牲になったナチスのT4作戦とは?

アウシュビッツ強制収容所

第二次世界大戦時、ナチス・ドイツは、ユダヤ人に対して大量殺戮を行いました。

ホロコーストと呼ばれるものです。

600万人以上ものユダヤ人が犠牲になったと言われています。

以前、ナチスの高官たちがユダヤ人絶滅を議論したヴァンゼー会議を映画化した「謀議」という映画けを観ましたが、いかに効率的にユダヤ人を根絶させるかを議論しているところは、とても恐ろしいものを感じました。

実は犠牲になったのは、ユダヤ人だけではありません。

あまり知られていないと思いますが、ナチスの優生学思想に基づいて障がい者を安楽死させる政策が行われていました。

T4作戦と呼ばれているものです。

T4作戦による犠牲者は15万人から20万人以上にのぼると言われています。

ダウン症者も含めてです。

優生学思想は、優れた能力を持っている父親・母親同士の結婚・出産して優れた能力の子孫を残し、これを繰り返すことで人類の進歩を促すといったものです。

ドイツ民族の血を純粋に保つために、遺伝病、精神病者などを断種または安楽死させるというものです。

このようにすることで遺伝病、精神病者が淘汰されると考えられていました。

T4作戦については、次の書籍に詳しく書かれています。

関連記事 障がい者差別を生む「優生学思想」とは?

この優生思想は恐ろしいことに、その当時、世界的に当たり前に考えられていました。

日本でもつい最近までこの思想に基づく優生保護法という法律が存在していました。

この優生保護法による不妊手術は、1948年から1996年にかけて2万5000件にも及びました。

優生思想に基づく法律は最近まで存在していたというのは驚きです。

関連記事 【旧優生保護法】障がい者への不妊手術強制について国を提訴

また、いまだにこの優生思想を持っている人は多いと思われます。

恐ろしいことです。

 

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