特別支援コーディネーターとは、一言で言うと特別な支援を必要としている児童に関する学校の窓口の教員のことです。
また学校内においては、教育機関や医療機関と連携したり、特別支援教育に関する協力体制を構築するのも仕事になります。
文部科学省 特別支援教育の推進について(通知)により、幼稚園、小学校、中学校、高校、特別支援学校は、「特別支援教育コーディネーター」を設置することになっています。
具体的な役割は以下の通りです。
生徒への生活支援
教育関係との連携
訪問相談や他の専門家との連携
発達障害者の保護者の学級担任への相談窓口
発達障害に関する委員会での推進
私たちの早希ちゃんが小学校から特別支援学校に転学する際、学校の窓口である特別支援コーディネーターに相談させていただきました。
現在、早希ちゃんは特別支援学校にいますが、元の小学校に副籍制度を使い1か月に1回通う際もこの特別支援コーディネーターの方に相談しています。
早希ちゃんが通っている特別支援学校の場合、特別支援コーディネーターは専任だったためか、きめ細かく相談に乗って頂きました。
一方、副籍で通っている小学校の特別支援コーディネーターの方は、専任ではなく担任もされていました。
私たちが感じたところでは、特別支援コーディネーターが専任となっている特別支援学校に比べて兼務されている小学校の方は、窓口としての機能が弱いように感じました。
小学校の特別支援コーディネーターの先生は、普段、どのような仕事をされているのかよく分かりません。
特別支援学校の特別支援コーディネーターの先生は、専任ということもあり、障がい者について理解を深めるために走り回っていました。
小学校でも特別支援コーディネーターの専任化が必要であると感じましたが予算上、難しいのかもしれません。
せめて障がい者について理解を深める活動はして欲しいところです。